いよいよスタートしました。
3年ぶりとなる玩具ロードワークスの個展!
今回は、作り手の想いに触れる、そして多くの方にその想いを届けたいと思えるそんな沖縄出張でした。
玩具ロードワークス。
沖縄では知らない人はいないほど。
沖縄だけにとどまらず、全国にもファンの多い玩具ロードワークス。
私が玩具を知ったきっかけも、玩具にどっぷりハマるきっかけになったのも豊永さんの張り子たちでした。
気づけば我が家には沢山の張り子で溢れていますが、その中でも圧倒的に数を占めているのが豊永さんの張り子たちです。
今回の沖縄出張は、個展前という事もあり豊永さんを知るべく初めて工房を訪ねました。
もうね、工房の中は豊永さんワールド全開というか、中だけじゃなくて外もどこを見渡しても色んな作品や大学時代に作ったどでかいものとかとにかく好きなものに溢れてる工房にワクワクしっぱなしでした。
打ち合わせを兼ねてお昼ご飯を一緒に食べることになったんですが、ほぼ9割くらい(笑)ロンドンでの個展の話や大英博物館の魅力をたくさん聞かせてもらいました。
ロンドンの博物館や美術館って無料のところが多いんですって。すべての人が等しく文化に触れられるようにというポリシーがあるんだそうです。誰でも気軽にアートに触れられ、身近にアートを感じれる環境があるイギリスにめちゃくちゃ興味が湧きました。
そんな話をしながら、豊永さんがこう話してくれました。
『100年残るものを作っていきたいんですよね~』
一時途絶えてしまった伝統「琉球張子」を甦らそうと、地元で資料収集や取材を行い、昭和初期の作品が展示されている本土の美術館などを訪れたり、日本各地に残る資料を訪ね歩き、琉球張り子を独学で研究してこられたそうです。
豊永さんの想いからあの張り子たちが生まれたのかと思うと、さらにさらに愛着が湧きました。
今ではネットやONLINESHOPなどで気軽に購入することができる世の中ではあるけれど、直接その土地に足を運び、作り手のこれまでを知った上で買ったものたちへの想いはまた格段に違うんだろうなと改めて思いました。そう考えると、我が家にいる豊永さんの張り子たちが真ん中にどどんと陣取っているのも納得です。
初めましての方、豊永さんの世界観を一挙に堪能できるこんな機会、そうありません。
そしてお久しぶりの方、さらにパワーアップした豊永ワールドを堪能してください。
かっこつけずに私らしい言葉で伝えることで、一人でも多くのお客様に届いてくれたら嬉しいなと思います。さらには、お店に足を運んでみようかなとか個展覗いてみようかなと豊永さんを知るきっかけになってくれたらそれだけで嬉しいです。
それでは、12月1日まで豊永ワールドを一緒に堪能しましょうね~